サッシ 目次
各項目名をクリックすると詳細をご覧頂けます.

1.窓の結露を防止する

窓のお困りごとで一番多いのが結露です。外の冷たい空気が伝わってしまい、室内の温度差で水滴がたまってしまいます。
結露防止としておすすめなのが内窓の設置や、真空ガラススペーシアへの交換です。
真空ガラススペーシアは、普通の1枚ガラスの実に4倍という断熱性を持っているため、外の冷気を室内に伝えにくくなり、結果として結露が減ります。

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便器取替え作業中

2.設置可能かどうか

効果の高い真空ガラスへの交換ですが、既存のサッシをそのまま使っての交換ができないケースもあります。
ご希望の際は、一度現状を確認にお伺いさせていただきます。

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3.内窓を設置して騒音、結露を防ぐ

車や電車の騒音で困っている場合や、冬に結露がひどい事でお困りの場合として有効な対策が内窓です。
従来のサッシの内側にもうひとつサッシを設置するものです。
現在発売されている製品の中には、一般の窓としては最高性能のT-4等級(40dB遮音)まで防音性を高めることができるものもあります。
また内窓は、サッシとサッシの間に空気の層ができるので、断熱性がとても高まります。
例として和室の障子戸を障子戸風の内窓(樹脂枠にペアガラス)に交換することなどがあります。

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4.窓のサイズ変更工事

リフォームで窓のサイズを変える必要がでてくる場合がありますが、この場合外壁をいじる工事が必要となってくるので、工事が大掛かりになります。
たとえば在来浴室からシステムバスにリフォームを行う場合、窓が大きいとそのままではシステムバスが設置できないことがあります。
また浴室では窓は最も熱の出入りが大きいため、浴室の窓が大きい場合小さくすると外の冷たい空気を遮断して浴室内の寒さが和らぎ、また浴室暖房などの温かさも保たれやすくなり、光熱費の節約にもたいへん効果的です。
浴室のリフォームの際に窓を小さくする工事を行う様子を紹介します。

①取替え前浴室窓
①取替え前浴室窓
②工事中
②工事中
③取替え後浴室窓
③取替え後浴室窓

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5.窓の形の種類

●掃き出し窓
引き違いサッシで、外やベランダへ出ることの出来るサッシです。引き違いテラスともいいます。

●掃き出し窓

●嵌め殺し窓
FIX窓ともいいます。開けることの出来ない窓です。高層階で足場のない、嵌め殺し窓は大抵その場ではガラス修理は出来ません。
しかし、最近の嵌め殺し窓は、室外に先付けビードが取り付けてあり、室内からのみの作業で簡単に出来るタイプもあります。

●引き違い窓
住宅、マンションなどの建築の窓で最も多く使用されているタイプで、内外建具が互いに左右に可動するものです。

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6.防犯ガラス

●セキュオ
日本板硝子製の防犯ガラスです。セキュオ60、セキュオ90、セキュオSPなど防犯性能やサッシのガラス溝などにより使い分けております。
最もポピュラーな製品は、セキュオ60、セキュオSPです。現在ご使用のアルミサッシをそのまま使って交換出来る防犯ガラスとなります。
パッと見た目では普通のガラスとちがわないように見えるので、防犯ガラスへ交換したら、このシールははがさずに残しておきましょう。
侵入者の立場だったとしたら、このシールが貼ってあるところに侵入を試みようとは思わないでしょう。

●防犯ガラス

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7.ドアの種類

●片開き戸(ドア)
一般に多く見ることのできる、オーソドックスな1枚のドアスタイルです。採光を確保するためスリットや小窓を設けたデザイン、通風が可能なタイプなどもあります。

●親子ドア
片開き戸(親扉)と必要に応じて開閉できる袖部分(子扉)が組み合わされたタイプです。
親扉と子扉の両方が開くので、広い開口部が確保でき、引越時など大きな荷物のある場合は便利です。

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8.ドアクローザー

玄関、エントランス、木製ドア等の開きドアの上に取り付けられている金物です。ドアをゆっくりと自動的に閉める役割をはたしています。
中には、ドアを90°など一定の位置で止まるようにする機能、風に煽られにくい用に逆に開ききらないようにしている機能を持つものもあります。

ドアクローザー

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9.ドアクローザーの調整方法

ドアクローザーは油圧で動くこともあり、劣化が起きるため、不調が現れるのであれば交換しなければいけません。
ドアクローザーの寿命を示す不調には以下のようなものがあります。

●油漏れ
油漏れはドアクローザーの寿命のサインです。油漏れが進行するとドアクローザーは自動閉扉機能を極端に損ないます。
ドアクローザーは本体の分解修理や油の継ぎ足しを行うことができないので、油漏れを起こし始めたら早急に新しいドアクローザーに取り替える必要があります。

●ゆっくり閉まらない
ドアクローザーは油圧でドアの閉扉速度を調節する装置です。そのため、経年劣化によって調整がずれて、閉扉速度が速まってしまうことがあります。もし、この際に油漏れを併発している場合は、すでに本体の寿命を迎えているので交換が必要ですが、油漏れがない場合は、本体側面についている速度調整弁をねじで締めて速度調整を行います。その際はねじを一度に回さず、少しづつ調子を確認しながら回すのがポイントです。

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10.防犯効果が高まるドア

玄関のドアは防犯性の高いタイプもあります。
例えばLIXIL製のリシェントIIというシリーズは、2ロックを標準装備としており、カギの差込口であるシリンダー自体が不正解錠しにくい構造になっているため防犯への対策にとても有効です。
カギ穴壊しやピッキングなどによるこじ開ける行為にも対応した高機能のドアで、施工も1日で完了します。

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11.風通しがよくなる採風機能のドア

ドアを閉めたままでも風を通すことができる採風仕様のドアもあります。
屋内の空気の循環を良くします。夏の暑い日など玄関のドアを開けっぱなしにして空気を入れ替えたいと思っても、防犯上の理由でなかなか出来ないですよね。そういった際にドアを閉めたままでも風を通すことができる採風仕様のドアは便利です。

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リフォームの知っているようで知らないこと